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大人バレエから考える、妊娠・出産のリスクと幸福 

今月で娘が1歳のお誕生日を迎えました。
私もママになって1年。
出産してから、なんだかんだで、
もう1年の月日が経ってしまいました。


特に何もしなくても、体重は徐々に減り、
今では、バレエをするならもう少ししぼってもいいかな、
くらいの体型に戻ってきました。


心配していた体重は、それほど増えることはなかったのですが、
1年が経ってみると、
妊娠・出産によって、
いろいろなことが変わるのだな、としみじみ実感しました。


バレエを踊ることが好きな人間にとって、
妊娠・出産は、とても勇気がいることでしたが、
幸せな面もたくさんありました。


今回は、大人がバレエを続けるにあたり、
妊娠・出産で何が変わるのか、
得たもの、失ったものを集めながら、
あらためて考えてみたいと思います。



〔ちょっと辛い身体編〕
●伸びたお腹の皮はちゃんと縮むのか?

身体の中で、長年のバレエによって培ったものや、
日々の努力でケアしている部分があったら、
それを妊娠や出産で失いたくないと思うのが女心。


でもやはり、身体を使って一人の胎児を育み、
産み落とすという行為は、それなりのダメージを受けるものです。


そういうマイナスの面も含めて妊娠・出産の経験を受け入れ、
納得のいく結果にするには、また新たな努力が必要なんですよね。


例えば、改善の努力。
例えば、諦め。


私もいろいろとやってみましたが、
産後の身体を元に戻すのは、
普通のダイエットと違って、結果が大きく違ったりします。


妊娠すると、やはりお腹の皮が伸びるものなのですが、
私も産後はいろいろケアをしました。


でも一番効果があったのは、
やはり「おうちバレエ」のレッスンと腹筋運動。
1年間のエクササイズで、
今ではようやく腹筋がうっすら見えるくらい、筋力が戻ってきました。


お腹まわりが細くなり、
筋肉も浮き出るようになると、
一見引き締まって見えますが、
これが不思議なもので、
座ったりしてお腹の力を抜くと、
妊娠で伸びた皮がだるっと下の方に下がってきて、
つまめるくらいに皮がたまるのです。


皮は伸びたままお腹の表面を覆っている感じなので、
1年という年月ではまだエクササイズが足りないのか、
それとも一生こういうお腹のまま戻らないのかは分かりません。
でも、今のところは、妊娠前のお腹と同じ状態には戻れていません。


やはり、伸びた皮は簡単には縮まないようですね。


多分、皮はこの先も縮まないような気がしていますが、
とりあえずは、お腹まわりのケアはこれからも続けていこうと思っています。


半分努力、半分諦めという感じですが、
なるべく改善の努力はしていきたいですね。



●背中がギシギシの問題

私は、わりと背中が柔らかい方だったのですが、
毎日抱っこやおんぶで背中や腰の筋肉を酷使しているので、
どうしても背中の筋肉が凝り固まってしまいます。
その状態で「おうちバレエ」をやってみても、
以前のように気持ちよく後ろに反ることはできないのですね。


なので、おうちバレエの最後にゆっくり背中を伸ばしたり、
集中して背中と腰ばかりのストレッチをしたりして、
柔軟性を保とうとしています。


ストレッチを充分にすると、以前のように背中が反れるようになるので、
柔軟性は毎日訓練すれば、持続できるようです。
でも、背中や腰の痛みは、
抱っこやおんぶをしている以上はよくならないので、
とりあえずは抱っこ紐を卒業できる時期までは、
今まで通りのストレッチを続けていきたいと思います。



●骨盤は元の位置に戻るのか?

出産で最も体型が崩れる原因になっているのが、
骨盤が開いてしまうことだと言われています。


いまだに私は、片足アテールのまま、もう片方の足を後ろにタンデュして、
そのまま後ろに足を滑らせて縦に開脚するストレッチをすると、
尾てい骨にヒビが入りそうな圧迫感を骨盤に感じて、
そこから自力で立ち上がるのが痛くてたまりません。


今まで尾てい骨がゆがむような骨のしなりを感じたことがなかったので、
こういうことが出産によって骨盤に異常をきたしている例のひとつなのだと思います。


産後は6ヶ月くらいまでは、毎日骨盤ベルトを締めて、
骨盤を矯正していたので、開きは随分閉じてきたと思います。
逆に、骨盤ベルトで骨盤を締めると、
かなりベルトの力が強いので、
出産前よりも骨盤をより細く締めることができそうな感じです。
骨盤ベルトはかなり効力があると思います。


なので、ベルトをすれば骨盤は締まるのですが、
ベルトを取ると、やはり産前より骨盤が緩むのも早いような気がします。


もしかしたら、2人目を産みたい人は、
ちょっと緩くなっても、お産には有利なことかもしれませんが、
バレエをやるとなると、
骨盤の緩みはあちこちの動作に影響が出てきそうです。


私の場合は、骨盤が開いたことで腰まわりの体型が特に崩れることはなかったのですが、
尾てい骨がしなって痛かったり、足の動作が鈍くなったりするので、
そういう点が不都合に思います。


現在では沢山の骨盤矯正ベルトが出ているので、
体型は元に戻りやすいと思います。
私のまわりでも、骨盤が開いたことで
体型が大きく崩れたという人は一人もいませんので、
骨盤矯正ベルトはそれなりに効果があるのでしょう。


でも、やはり生活しているうちに骨盤が緩んでくるので、
時々ベルトで締めて、骨盤を元に戻すようなケアをしないといけないようです。


●産後太りはいつ始まって、いつ終わる?

よく言われる産後太りというものには、
どうやら2パターンがあるようですね。


1つは、妊娠中から太ってしまうタイプ。
もう1つは、産後の授乳によって太ってしまうタイプ。


妊娠中から太ってしまう場合は、
食べづわりによって、毎日沢山食べてしまったり、
味覚の変化に誘導されて、思うがままに好きな食べ物ばかりを食べてしまったり、
また妊娠したお腹が重いからと、あまり運動をしなかったりして、
個人差はありますが、だいたい12kg以上の体重の増量があった場合が問題のようです。


この場合、出産しても、自分の身体についた贅肉はそのまま残るので、
産後はダイエットが大変なパターンです。


ですが、この妊娠中に肥満になるタイプは、
気をつければ太らずに体重コントロールできそうですね。
食べづわりの場合は、食べることをやめるとつわりが辛い状態になると思うので、
無理にコントロールしなくてもいいと思いますが、
食欲が抑えられなかったり、運動不足の場合は、
なんとか我慢と努力で体重の増量を抑制したいものです。


安産のためにも運動した方が絶対にいいと思うので、
散歩には毎日出た方がいいと思いますし、
余計な食欲を抑えて、
妊娠中からシンプルで味の薄いものを食べていた方が、
お腹の中で赤ちゃんを育む場合も、
産後に授乳する場合にも
赤ちゃんに渡す栄養としては、より良いような気がします。


なので、この場合は、
節制をして、体重をコントロールすることは可能ですね。


2つ目の、産後の授乳によって体重が増加するタイプですが、
私がまさにこれで、
ママ友の間でも、このタイプは多くいました。


よく聞くのが、妊娠中に太っても、授乳をすることによって痩せる、
という話がありますが、
そういうタイプの人も沢山います。


それが逆に、妊娠中はそれほど太らずに過ごせたのに、
産後に授乳をすることで太ってしまったという人も沢山いて、
どうもそういう人は、身体で母乳を作るために、
その材料となる食物を沢山取り込まないと
母乳が作られないタイプのようですね。


だいたい、母乳の出が落ち着く3ヶ月目くらいまで
異常に食欲が出てきて、
甘い物や炭水化物を沢山取ってしまって、
赤ちゃんにあげる母乳の分と、自分の身体に蓄えた皮下脂肪の両方で
体重が増えるというパターンですね。


私の回りのママ友たちだけの統計ですが、
母乳の出が最初からいい人は、前者の産後痩せていくタイプで、
母乳の出が悪かった人が、後者の産後太るタイプに分かれました。


後者の産後太りの場合は、
離乳食が始まる5・6ヶ月目くらいまでが肥満のピークで、
離乳食が始まってしまえば、母乳もだんだん出なくなってくるので、
自然と食欲もおさまって、体重も減ってくるようです。


最近の子供は出生体重が少なめだし、
病院や行政から妊娠中の健康管理の指導も入るし、
きれいなママでいたい人が多いので、
昔のように産後太りで苦労している人は少ないように思います。


バレエを再開するには、この体重増加がかなりネックになってくるので、
どちらのタイプにしても、産後太りの問題をクリアできれば、
妊娠・出産も恐くないですね。


●「子育て痛」という痛みとの闘い

上記以外でも、身体へのダメージというものは多々ありまして、
私が経験したものを並べると、
抱っこばかりすることで起こる両手両腕の腱鞘炎、
抱っこやおんぶで子供分の体重が乗るために起こる足裏痛、
抱っこしながら座ったり立ったりの連続で、膝を痛める、
長時間の抱っこやおんぶによる腰痛、
などがあります。

こういうものは、いわば「子育て痛」と言える痛みで、
子育てから起こる身体のトラブルです。


これらの痛みのほかに、
私が身体に無理を感じているものもあり、
それが、極端な寝不足と、慢性疲労です。
そして風邪薬が飲めないので、風邪をひくと深刻化すること、
また妊娠中に起こした掻痒症による皮膚の黒ずみ、など、
身体を犠牲にしていることも多々あります。


これらの中で、最もつらいのが寝不足で、
最近は本当に、子供を寝かしつけたらバタンキューで、
大人の夕食も作れないくらいに疲労困憊してしまい、
夜中に起きて、家事の続きをやることもあります。


産後1年経ってもこんな感じなので、
今では、新生児の頃のバタバタや不安、悩みなどが多く解消された分、
これまでに溜まりに溜まった寝不足と疲労感で、
若い頃から身体に蓄積してきたスタミナは、現在ゼロ。
子育て以外の自分の時間もゼロの状態です。


これらのことがいつ解消するのかわかりませんが、
今のところ、子供が育てば、以前の悩みが消えて、
また新たな悩みが生まれるという感じで、
心休まることがありません。
ですが、子供の成長サイクルに身も心も慣れ、
ママになったことに完全に慣れたら、
きっと解決できることなのかもしれませんね。


たぶんきっと、それはずっと先のような気がします。
それまではいろいろなものとの闘いの毎日ですね。
この精神的な闘いも「子育て痛」の痛みの一つ。
ですが、まわりに同じ思いをしているママ友たちがたくさんいるので、
みんなで闘っている感じがして、それほど辛くありません。


なので、孤独にならないよう、
子供の遊び場には毎日連れて行き、
ママ友を増やし、友だちになったママ友を大切にし、
励ましあい、楽しみながら育児をする、ということが、
今できる最大の「子育て痛」対処法ですね。



〔ちょっと不安な心理編〕
●社会復帰はいつできる?

仕事をしていた女性にとって、
出産が大きな障害になってしまうようで、心配だと思います。
でも、産後に仕事に戻ること自体は、
タイミングが合えば、それほど困難ではないようです。


会社員のママたちは、みな半年~1年間の育児休暇をとっていて、
休暇中は他のママさんと同じように育児を楽しみ、
そして休暇が明ければ、子供を保育園に預けて、仕事復帰しています。


保育園に空きがない、という問題が一つありますが、
ない場合は、育児休暇を延長してる人が多いですね。
私の住んでいる市では、
週3日までなら、市が認定する保育園で一時預かりもできるようで、
8時間以内1,500円と、料金もそれほど高額ではないようです。
なので、パートで働く人なら、こういうサービスを利用すると便利かもしれません。


ただ、産後6ヶ月で仕事復帰したママ友に聞くと、
とにかく心身ともに疲れ切ってしまって、
子供と遊ぶ時間はおろか、自分の時間もなければ、
夕食を食べる時間も気力もないそうで、
子育てしながらの仕事復帰はかなり疲れるそうです。
なので、子育てに慣れるまでは働かずに育児に専念する、
というのも悪くない選択だと思います。


そういう苦労や疲労はあるようですが、
赤ちゃんは5ヶ月から離乳食をスタートできるので、
産後6ヶ月くらいから人に預けて社会復帰ができると思います。


ちなみに私は、毎日育児に追われっぱなしなので、
まだ仕事復帰していません。
育児自体が身も心も酷使されるハードな仕事なので、
産後1年くらいで仕事復帰したママたちを見ると、
本当にたくましいなと思います。



●バレエ再開の日

というわけで、いよいよバレエ再開の日です。
私はまだ「おそとバレエ」は再開していませんが、
「おうちバレエ」は産後2週間でスタートしました。


「おそとバレエ」は、赤ちゃんを面倒見てくれる人がいれば、
早いうちから行けると思いますが、
授乳の出がある程度おさまって、赤ちゃんを預かる人も授乳に困らない時期、
つまり、離乳食を食べる6ヶ月目くらいからが外に出やすいと思います。
早いうちからバレエを再開したい場合は、
赤ちゃんの首が据わる3ヶ月頃なら、抱っこがしやすくなるので、
預かる人も面倒が見やすく、
自分の体調も随分戻ってくる時期なので、
バレエスタジオ通いもできると思います。


ちなみに、私の「おそとバレエ」再開はまだまだ先の感じです
とにかく1日中育児に時間を取られてしまって、
まだ自分が自由に使える時間がない状態です。
もう少し時間と気持ちに余裕が出ないと、
気持ちよくバレエを踊れない気がするので、
もう少し気持ちを寝かせておこうと思っています。



以上が、妊娠・出産について、
ちょっと辛い面から眺めた身体・心理の変化です。


辛いこと、大変なことは沢山ありますが、
妊娠期の問題は出産と同時に解決し、
育児期の問題は、日々生まれては消え、生まれては消えながら、
次々と問題が通り過ぎていく毎日です。
なので、いつまでも問題が解決しないわけではないので、
深刻になることはあまりありません。


バレエを踊り続けたい人で、
妊娠・出産をしたいけど、
それがどういうリスクを背負って、どういう幸せがもたらされるのか、
知りたい人のために、
今回はちょっと詳しくお話ししてみました。


次回は、今回とは逆に、
妊娠・出産を経験したことで得た幸せについて、
お話したいと思います。


他の経験では決して味わえない出産の幸せを、
たくさん集めてみたいと思います。




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コメント

コメントありがとうございます!

かおりさん、初めてのコメント、ありがとうございます!

「隠れ4番」の話、私も久々に読み返しましたが、
こんなマニアックな話に興味を持ってくださって、とても嬉しいです。

娘さんと一緒にバレエを習われているんですね。
やっぱり、楽しそうですね!

私も、親子でバレエをやりたいと思っていますが、
私の考えたウンチクなど全く役に立てることなく、
娘にはさらっと抜かされて、どんどん上達してしまうんだろうな、と覚悟しています。

大人バレエは上達するのが大変ですが、
一緒に楽しみながら、頑張りましょうね!

はじめまして!

グランパドシャからのパドブレの足の動きを検索していて
「隠れ4番」の記事にヒットしました^^
文章がとても読みやすくてためになる物ばかりです!
という事でコメントしてしまいましたっ。
私も4歳の娘を持つ母で、娘をバレエに通わせたら
自分も子供の頃やっていたのでやりたくなってレッスンしてます。
仕事してるため娘も私も週一しかレッスン受けられませんが
特に私が大ハマりしてしまいました。
私はたまたまバレエ熱が出産後だったのでよかったですが
これから出産となるとタイミング難しかったと思います。
やっぱりバレエはずっと続けたいですもんね!!
これからも楽しみに読ませていただきます♪

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