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新たな女の習慣。たしなみとしての「おうちバレエ」 

めっきり暑さも収まり、秋めいてきましたね。
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋と言いますが、
秋を感じると、急に文化的なことをやりたくなってきます。


これは毎年不思議ですね。
習い事をしたくなったり、博物館や美術館に行きたくなったり、
本を読み漁りたくなったり、
夏よりも活動的になるんですよね。


今年の私は、英会話と、バイトと、映画鑑賞をしたい気持ちですが、
どこまでできるかわかりません。
とにかく子育てが忙しいので、
子連れでできる何かを習得したいです。


というわけで、子育て主婦が子連れでできる文化的なこと、
という欲求を満たすべく、
また親子バレエの講習会へ行ってきました。


今回も、参加ではなく、教える方です。
主婦の皆さん、意外にバレエがお気に入りのようで、
また一度お邪魔したことがある、市内の集会所に行って来ました。


今回は参加者は10名ほどで、
子連れのため、皆さん、時々抜けたり戻ったりしながらの参加でした。
内容は、前回と同じ流れで、
床に座ってのストレッチと柔軟体操をやり、
そして立った状態でのバーレッスン代わりの柔軟をやってから、
センターでメインのアンシェヌマンをやりました。


またポールドブラ中心の簡単な振り付けにしましたが、
2回目なので、体の向きと顔のつけ方、正しい足のポジションを丁寧にやりました。
今回は、前回やらなかったタンデュ、パドブレでの1回転、
パドブレでの方向変換、そしてパッセ・アンオーでのバランスと、
ちょっと進歩させました。


初めてバレエをやる人にとって、
それこそバレエの手つきを真似するだけでも難しく、
足さばきを微妙に進歩させようが、簡単にしようが、
全て難しく感じるので、
逆にどんなことを盛り込んでも、大雑把ながらもトライしてくれます。


その姿を見て思うことは、
バレエというのは、本来は手も足も、とても難しい動きで、
それを連動することなんて簡単にはできず、
さらにその美しさを保ちながら、リズムを取ってステップを踏んだり、
回ったり、バランスを取ったりして踊ることは、
本当に高度なことなんだということが、あらためて分かりました。


バレエをやり続けてきた私のような人間は、
スタジオにいるとあまり気づくことはありませんが、
バレエを踊れるというだけで、
それは高度な踊りが踊れる珍しい人間であり、
女性から憧れられる、羨ましがられるような特技を持つ、
とても幸せな人種なのです。


講習会で、特に人気だったのは、レヴェランスでした。
そこはやはり、日本人なんですね。
ご挨拶文化が発展しているニッポン国のママたちには、
挨拶を全身でエレガントに表現できるというのは、
心が洗われる、美しい瞬間なのだそうなんです。


特に、講習会では、左右、そして正面に向かって挨拶を行なうレヴェランスを、
アンシェヌマン風に振り付けてやったので、
とても気持ちがよかったのだと思います。


今回も、ママたちに喜ばれて、大成功で終わりました。


こういう講習会をやるときは、
素人ながらも、いや、素人だからこそ、たくさん準備をしなくてはいけません。
振付けを考え、曲を選び、それをたくさん練習し、
さらに流暢に説明できるように言葉も練習して、
質問にも対処できるように、自分でも謎な部分は詳しく調べておきます。


特に、初心者の人が理解しやすいように説明したことは、
なぜ体の向きを8つの方向に向けるのか、ということや、
なぜアンドゥオールにしたり、手や顔の向きが決まっているのか、などで、
分かりやすいように、
体や顔の向きをつけなかったときと、つけたときの違いを見てもらい、
何を感じるか、ということで実感してもらいました。


バレエ独特の立体的な表現や、
瞬時の動きでも人間の目は見えていて、しっかり捉えているということを実感してもらい、
何が美しいと感じるか、バレエ的な美学とは何なのか、
ということまで、理解してもらいました。


子育てママに、これが何に役立つかというと、
出産して、しばらく忘れていた
「美をまとうということ」
を、思い出して、取り戻すきっかけになるのです。


主婦の皆さんは、
正しい姿勢で背筋を伸ばして立つことも忘れてしまっているし、
自分を美しく見せる「角度」なんて、
忙しい日常生活では考えもしないことなので、
これがバレエで説明できて、納得してもらえるのは、
私も嬉しいことでした。


少なくとも、クロワゼのポーズが、
集合写真でひと際写真写りのいい姿勢で写れることに実践できるし、
ただ首をかしげるのではなく、覗き込むようにかしげたり、
ただ振り返るのではなく、背を反るように振り返ったりすると、
ちょっとした日常的な動きにもバレエ的な美を取り入れることができると思います。


バレエは、意外に、こういう人々のリフレッシュに効果があるということが分かりました。
今までは、バレエのレッスン = 舞台で踊ることを目指す、
ということだったのですが、
ダンサーになることが目的ではない、そんなバレエもあるのだということを学びました。


バレエのレッスンは、
時に女性らしさを取り戻したり、女性らしさを楽しんだり、
そういうリフレッシュやリラックス効果があり、さらには自己啓発にも役立つ、
日常的な文化になりうるものだと思いました。


単なる習い事ではない、生活に取り入れた日常的なバレエです。
つまり、それこそが理想的な「おうちバレエ」ということになりますね。


なので、私が今までやってきた、
「密かに自宅で特訓して、技術的に上達するための自主練習」
という意味だけしかもたなかった「おうちバレエ」を、
「女性が美しい人生をおくるための、女を磨く、女を表現する日々のエチケット」
としての精神的エクササイズを含め、
「たしなみ」としてのバレエを付加した、
新たな「おうちバレエ」にしていこうと思いました。


たとえば、流行りのグリーンスムージーを作って飲んだりするような、
今が旬のことをして、特別にきれいになろうとする意気込んだレベルの習慣ではなく、
それをもっと超越して、
毎日髪をとかしたり、化粧をしたりするような、
日常的だけど、家にいる時よりはちょっと美を意識したい、
そんなレベルの習慣にバレエを位置づけたい。


これがさらに進んで歯磨きやお風呂の習慣までレベルが進むと気負ってしまうので、
自分を美しく見せたいと思うときに役立つファッションアイテムくらいのレベルにあるのが、
理想ですね。


まさに、新たな女の習慣です。
「たしなみ」としての「おうちバレエ」を、
早速、自ら実践していきたいと思います。


なので、日々のレッスンも、ちょっと内容を変えようと思っています。
単なるバレエの技術を高めるだけの練習ではなく、
もっと日常的に使えるような美的表現を意識したレッスンを取り入れたいですね。


私なりに、バレエ美を感じる瞬間がいろいろあるのです。
日常的に感じる、女性の美しさの表現に特化したバレエ。
これもまた、研究のし甲斐がありそうですね。


今回の講習会で、とにかく実感したことは、
「人に教えると、自分が一番上手になる」
ということと、
「もっとバレエが理解できる」
ということでした。


これらも踏まえて、「おうちバレエ」をもっと進化させていこうと思います。
秋にやりたい文化的なこと。
それはやっぱり、「おうちバレエ」ですね!


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