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大人バレエから考える、妊娠・出産のリスクと幸福 2 

バレエを踊り続けたい人で、
妊娠・出産をしたいけど、
それがどういうリスクを背負って、どういう幸せがもたらされるのか。


そんな疑問を抱えている人に送る、
大人バレエから考える、妊娠・出産のリスクと幸福。
今回は、幸せな面を集めてお話したいと思います。



〔幸せをもたらす身体編〕
●急に肌がきれいになる 

たぶん、妊娠期、授乳期だけの特別な症状なのだと思いますが、
妊娠してから急に吹き出物が出なくなりました。
肌つやがよくなって、肌のトラブルが全く出ないような肌質になり、
その状態がまだ続いています。


生理的な現象だと思いますが、
妊娠したり、授乳したりすると、血液やリンパなどの体液の循環がよくなるのか、
常に肌の老廃物が運ばれていて、
細胞も新しい細胞に生まれ変わるサイクルが早くなるような気がします。
肌が10歳も20歳も若くなったような気がして、
子供の頃のような、トラブルのない肌になっています。


これが授乳をしなくなった途端に元に戻るのかどうかは分かりませんが、
子供を産んで、きれいな母になる、という夢みたいなことが実現します。


私は、これだけでもテンションが上がり、
子供を産んだことで肌がきれいになるなんて
なんてラッキーなんだろうと思いました。


また、顔だけでなく、身体に出る湿疹なども治ったり、出なくなったりで、
長年あちこちに出ていた肌荒れなども出なくなり、肌が再生された感じです。


●食生活が健康的になる

妊娠中は、赤ちゃんへの影響を考えて、
身体に危険なものは当然避け、
塩分や糖分も控えめにして、栄養価の高いものを食べるので、
当然健康的な食生活になりますね。


これを突然始めなければならないので、
ダイエットや禁煙、禁酒ができない性格の人でも、
強制的に開始させられ、
妊娠は、大人にはいいスパルタ教育となっていると思います。


また授乳中も、じかにオッパイを飲んでいる子供を見るので、
自分の身から変な食品を出せないな、と思い、
普段の食事にも気をつけるようになります。
子供のために食べたり、我慢したり…。


子供が母乳だけを飲んでいた時期は、
今まであまり食べなかった食材も、思い出したように食べたりして、
母乳から間接的に赤ちゃんにあらゆる食べ物の味を教えていました。


現在も授乳中なので、
控えているのは、お酒と、極端に辛いもの、しょっぱいもの。
お酒は、ビールならノンアルコールビールで代用しても満足できるのですが、
私が本当に飲みたいのは、ワインや日本酒。
ワインや日本酒にそっくりなノンアルコール飲料が発売されたらいいのに、と思いますね。



〔幸せを感じる心理編〕
●夫婦の絆 ~「精神的アラベスク」


最近は、本当にイクメンが多いので、
児童館へ行っても、土日はパパと子供のペアが多いし、
育児に積極的にかかわる旦那さんは本当に沢山いますね。


核家族が多いので、妊娠・出産から、
ママが必死に子育てに体当たりで格闘している姿を脇で見ていて、
パパも手を貸さないではいられない心境になるのでしょう。
夜泣きの対応など、ママの苦しみも交替で背負うパパもいて、
夫婦で子育てを体験しようとする家族が、とても多いですね。


初めての子供は本当に必死に毎日を送るので、
夫婦で協力しないでは乗り切れないものです。
なので、おのずと夫婦の絆が結ばれることになります。


でも、中には子育てにひるんでいる旦那さんもいます。
協力してもらえないと、腹が立ち、見損ないますが、
子育てをやってみて分かることは、
旦那さんや、おばあちゃんがいくら必死にかかわっても、
ママが一番上手にできるし、
子供もママに世話されるのが一番気持ちいいんですよね、やっぱり。


子供が生まれると、夫婦の絆は強く結ばれますが、
夫の協力をあてにしないで子育てを楽しめるまでになれたら、
また一歩自由になれるような気がします。


これは「精神的なアラベスク」ですね。
強い軸を大地に突き刺して立っていれば、
両手も上げた片足も自由に動かすことができるのが、アラベスクです。


夫の手で支えてもらってアラベスクするにも、
一人でアラベスクするにも、
単独で自立したアラベスクができないと、美しいアラベスクにはなりません。
誰と踊っていても、全ての軸は自分の体の中にある。
多分、そういうことなのだと思います。


バレエは人生に関しても、いろいろなことを教えてくれますね。



●子供を通して、新しい未来が見える

妊娠前は、自分の人生は一本の道として真っ直ぐ目の前に延びていましたが、
並行して伸びる夫の人生の道とは違って、
子供の人生の道は、夫婦の人生の道に複雑に交差し、
絡み合って延びていくように見えます。


これまでは、人生の未来に起きることは、
その時まで待たないと、分からないものでしたが、
子供の人生はもうすでに、今後私の人生にからんでくる未来の道の上に見えています。


これもバレエによく似ていて、
例えば、ある演目の話の筋は知っていて、終幕までどんな展開になるのか分かっていても、
このバレエ団のこのキャストではどんなストーリーになるのか、見るのが楽しみ、
というような感じと、同じような期待感で未来を見るような感じがします。


自分自身の未来と、子供の未来にからんだもう一つの自分の未来。
自分の人生の物語が増えるようで、未来を見るのが楽しみになりますね。



●若い世代と触れ合ってアンチエイジング

私の場合、高齢出産だったので、
ママ友との交流も、自ずと年下の若い世代のママたちとのふれ合いが多くなります。
最初は、お友だちができるのか不安でしたが、
どのママもみんな年齢に関係なく、子育てをする仲間として受け入れてくれるので、
本当に友だちは沢山できるし、仲のよい人とはタメ口で同じ目線での友達になれるので、
本当に年齢は関係ないのだな、と思います。


私のママ友グループの中で最高齢は40代半ばで、最年少は21歳です。
その2人とタメ口で、同目線で話ができるのは素晴らしいですね。
みんな、子育てをする女性というだけで、年齢の垣根をとっぱらって交流していますが、
どちらかというと、高齢の人に合わせるのではなく、
若い女の子に合わせる、もしくは自分が若い女の子に戻る、という感じで、
全員が子供を産んだばかりのフレッシュな若ママに配役されたみたいで、
その役どころを充分に満喫するような気分です。


子供も小さいので、自分が幼児だった頃と、20代だった頃の時代を、
行ったり来たりするような、
とことん精神が若さに目覚める効果があります。
子育ては、素晴らしいアンチエイジング法ですね。



●よりバレエが近いものになる ~おうちバレエの教室開講

うちは娘なので、娘がバレエをやることを安易に想像できますが、
やはり子供がバレエを習うとしたら、
自分自身で習う時以上にバレエにどっぷりはまりそうですね。


やはり、自分ができなかったことが、娘にはできるかもしれないと、
未来を夢見てしまいます。


ですが、やはり一番の楽しみは、2人でバレエを練習できること。
将来同じクラスでレッスンを受けるというわけにはいきませんが、
おうちバレエなら、いつでも一緒にレッスンできます。


娘に教えるのも楽しみですが、
2人で一緒に踊るのも楽しみです。



●子供・ママ友を通して趣味が増える

子供を産むと、本当にこちらから働きかけなくても、
いろいろなところからお誘いが来て、
様々な体験をさせてもらえます。


児童館では、ママたちを集めて、
手芸を教えたり、ヨガやエアロビを行ったり、ガーデニング体験をしたり、
またゴスペルや社交ダンス、パン作りなどのサークルが勧誘に来たりします。
ちょっと体験させてもらったことにも興味が湧いたりして、
新たな趣味を得るチャンスが沢山あることに驚きました。


どのイベントも、とにかく育児疲れの鬱憤を晴らしてもらおうという企画が多く、
それが趣味としてスタートできるものばかりなので、
本当に独身の頃よりも、新たな趣味を始めるきっかけが多くあります。


趣味を始めて、新たな技術や芸術を獲得すると、
また新しい自分になれる気がして、
自分の中に新たなキャラクターがどんどん増えていきます。
これも、出産してよかったと思えることの1つですね。



●心残りのない女性の人生 ~唯一のプリマ役を踊りきる

出産は、奇跡的な妊娠と、産む困難さ、そして達成感と幸福感において、
女性の人生の中でも最も高みにある特別な経験だと思います。


長年女性をやっていても、妊娠・出産は、できそうでできなかったり、
覚悟がいることだったり、何かを諦めないと手にできない経験だったりするので、
まるで誰もが憧れる、唯一のプリマ役を得るような難しさに似ているような気がします。


だからこそ、その役を得た時は必ず感動的な体験をできるし、
きっと女性として心残りのない人生になるような気がします。


でも、私が数年前まで積極的に送っていた人生のように、
子供のいない人生というのも、大いにアリだと思っています。
こちらも心残りのない、唯一のプリマ役です。
人生を自分で決めて、その道を切り開くのは、
全てにおいて開拓者で、孤独なものですよね。


私が「最終的にはこういう人になりたい」、と思っている自分像が、唯一のプリマ。
プリマ役を得たら、最後まで華麗に踊りきりたいものです。



まだまだ幸福な面は沢山あります。
そしてそれは日々増えています。
妊娠・出産・子育ては、メリットもデメリットもありますが、
バレエを踊り続けることは可能だし、
むしろ、大人バレエの場合は、
子育てしながらバレエを踊っている女性の方が多く存在すると思います。


私も、現在は「おそとバレエ」は中断していますが、
「おうちバレエ」は毎日欠かさずやっています。
1歳の娘も私の練習をよく見ていて、
もうルルベを真似しながら、つかまり立ちしています。


出産、つまり女性だけが体験できる人生経験も味わうことで、
バレエ生活がより豊かになり、
バレエを長く楽しく続けていけたら、とても幸せなことですね。


育児は終わりがないので、
毎日関わる育児生活からパワーをもらって、
それをバレエ生活に生かしながら、
育児もバレエも楽しんでいきたいと思っています。



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