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つま先を瞬時に伸ばす力でコントロールするのだ!  

日々、いろんな赤ちゃんを見ている生活をしていると、
みんなバレエダンサーのタマゴのように見えてきますね。


どの子も体が柔らかくて、
お座りからハイハイをする時など、
両脚を開脚して、その脚を乗り越えて腹ばいになるんです。


大人になるとできないような柔軟も、
赤ちゃんの時にはみんなできていたんですね。


赤ちゃんはメタボ並みのポッコリお腹と、
全身ムチムチの肥満体型ですが、
股関節は柔らかく、足もアンドゥオールで、
非常にバレエ向きの身体ですね。


バレエダンサーに育てるならば、
この時期から目をかけてあげると、道が開けそうです!


さてさて、前回は「つま先を瞬時に伸ばす力で回る」テクニックをご紹介しましたが、
今回もこのテーマを続けて研究してみました。


前回は、動作足を床から離す瞬間に「つま先をシュッ」と伸ばすと、
その伸ばす力でピケ・アラベスクが安定したり、ピルエットの回転速度が上がるなど、
裏テクニック的なことを研究してみましたが、
ほかにもこの原理を使えるパはないか探してみると、
やはり、いくつも出てきましたよ。


①ひとつは、ピケ・ターンです。
ピルエットの回転技では、回転自体に「つま先シュッ」が効いているので、
同じく回転技のピケ・ターンでも効いてくるのかと思い、
気をつけてやってみたところ、
ピケ・ターンの場合は回転にではなく、
移動の方に効いてくることが分かりました。


ピケ・アラベスクと一緒で、
ピケをする軸足を送り出すための動作足による「つま先シュッ」なので、
ピケで進む歩幅やスピードの方に動力が効いてきますね。
回転の速度を速めるのは、
足ではなくて、腕の振りや首の回転の方が直接働いているような気がします。


つまり、ピケ・ターンがなかなか先に進まなくて距離が伸びなかったり、
回転がゆっくりすぎてスピードが上がらなかったり、
回転軸がグラグラだったりする場合は、
やはり動作足で軸足をピケに送り出す時の「蹴り」が弱いのかもしれません。


そこで、動作足を床から離す瞬間に、意識して「つま先をシュッ」と伸ばすと、
軸足がしっかりピケできて、
ピケ・ターンの速さや向き、歩幅を自在にコントロールできるようになると思います。


②次に役立ちそうなのは、アレグロです。
「つま先シュッ」の力で、上にも、横にも、前後にもテクニカルに跳躍できそうですね。


まずは基本のシャンジュマンで「つま先シュッ」の練習です。
ジャンプの瞬間につま先を伸ばして跳ぶと、
美しいだけでなく、より高く跳べます。


この原理をあらゆるアレグロで応用してみました。
アレグロの場合は、ピケ・アラベスクやピルエットと違って、
両方の足で「つま先シュッ」をすることで、
高く、遠くへ跳ぶことができます。


例えば、グリッサードです。
移動する方向に出す最初の動作足を、「つま先シュッ」と伸ばすことで跳ぶ高さを決め、
後から床を蹴る動作足を「つま先シュッ」と伸ばす力で、身体を遠くへ送り出します。


他にも、ジュテやアッサンブレ、パ・ドゥ・シャなどがありますが、
これらは元々つま先を伸ばした状態で跳んでいることが正確なスタイルなので、
シャンジュマンと同様に、つま先を素直に伸ばして跳ぶと、
美しいスタイルと高さが実現します。



③その更なる応用がグランワルツです。
こちらも両足での「つま先シュッ」が大きく効いてきます。


例えばグランジュテ、グラン・パ・ドゥ・シャなどの足を広げた大きなジャンプは、
上方と前方に大きく移動できると、ダイナミックに見えます。
グリッサードと同じ原理ですが、
ジャンプをする時に出す最初の足のつま先を伸ばすと、
上方へのジャンプをより引き上げる動力となり、
後から床を蹴る足のつま先を瞬時に伸ばして跳ぶと、
前方へ移動するジャンプとなり、大きな跳躍になります。


また、後から床を蹴る足は、ピケ・アラベスクと同じように、後ろに蹴り上げられるので、
後ろ足をさらに上に上げるようにして開脚すると、
浮遊時間の長いダイナミックなジャンプになると思います。



「つま先シュッ」は、見た目を美しくするだけでなく、
いろいろなパをより正確に、より力強く見せるための動力になりますね。
美を形作るための動力でテクニックをコントロールできるというのは、
本当にバレエはよくできている舞踊です。
なので、細かいところまでオタクにチマチマと研究する甲斐がありますね。


娘も、床につけた足指をシュッと伸ばす力でハイハイしています。
生まれた時から足の指は、人間の動作にとても役に立っているんですね。


これから、「つま先シュッ」が瞬時に力強くできるように、
足指と足裏、足首のトレーニングをして、
自由自在に使えるようにしておきたいと思います。




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