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マタニティバレエ 

バレエの世界も日々進化していますが、
いまいち進化の歩みが遅い分野もありますね。


バレエはプロもアマチュアも女性がとても多いのに、
妊娠している時期は、
皆さんどのようにバレエと付き合っているのでしょうか。


マタニティエクササイズは、ヨガや水泳、エアロビクスなど、
世の中に沢山あるのですが、
マタニティバレエというのは、まだまだ講座も少なくて、
しっかりと確立されてはいないようですね。


実は、私、現在5ヶ月のマタニティ中でございまして、
スタジオのレッスンに通うのはやめにしている最中であります。


それで、マタニティバレエ、という講座があれば受けたいところなのですが、
あまりメジャーにやっているものではないようですし、
そうかといって、スタジオに通って妊婦として参加するのは、
自分もまわりの人も大変なこともあるかな、と思い、
その手段は選ばなかったのですね。


というのも、今回が初めての妊娠でして、
しかも、年齢が高齢ゾーンに入っているものですから、
あまり無理をしたくないのです。


妊娠初期は、やはり体調がよくなくて、
安静にしている日が多かったのですが、
1ヶ月くらい前から体調が戻ってきたので、
これは、と思い立って、再びおうちバレエに励むことにしました。


でも、これから出産までは、普通のバレエはできないと思うので、
マタニティバレエとしてのおうちバレエを
やってみようかと思っています。


期間限定ですが、今しか研究できないことなので、
ちょっと、自分の体と向き合って、
どんな練習がいいのか、それで身体にはどんな変化があったのかなど、
確認しながら、練習法を編み出したいと思っています。


そもそも、子どもの頃からバレエをやってきた私にとって、
妊娠はとても恐怖の体験に思えてなりませんでした。
それは、太ってしまったり、体型が変わってしまったりして、
もうバレエを踊れる身体には戻れないのではないか、という恐怖心です。


でも、プロの方でも、普通に出産して、
また元通りの身体に戻して、バレエを続けている方も沢山いらっしゃるし、
そんなに恐れることではなかったのですが、
やはり、実母が出産してからずっと肥満体だったことを考えると、
人一倍、私も気をつけなければ、バレエに戻れない身体になってしまうぞ、と
戒める気持ちになってしまうんですね。


それで、私としてのテーマをひとつ決めました。
それは、
出産をするためのエクササイズとしてのバレエ」
ではなくて、
「踊る筋力と技術をキープして、太らないためのバレエ」
を目指すことに。


一般的なマタニティエクササイズというのは、
出産をするための、安産に導くための体作りとして、
普通のスポーツではない別メニューとして、
講座を設けて行っていると思います。


でも、私がやりたいのは、
妊娠生活によってバレエの筋力と技術が衰えないために、鍛え続けるバレエ
というものなのです。


なので、ほかのエクササイズと違って、
バレエ初心者の妊婦の方が、手始めにやっていい運動ではないかもしれません。
でも、私としてはなんとか筋力や柔軟性、技術をキープしつつ、
激太りすることなく、
脚や上半身に肉をつけずに、お腹だけ大きくしたい、
というもくろみで、バレエを続けたいのです。


さてはて、成功するのか、否か…。


というわけで、早速研究です!
数年前に出たバレエ雑誌を読み漁り、
マタニティ関係の記事をいくつか見つけてきましたよ。
読んでみると、
バレエ経験者の医師やインストラクター、助産婦さんたちが考える
いろいろな注意事項やメリットなどが出てきました。


妊婦に進められない運動や動き

うつ伏せの姿勢、勢いをつけたねじり、ジャンプ、バランス、
お尻やかかとをドンとつく、お腹に衝撃を与えるような動作、
瞬発力が必要な動作、振動が強く伝わる動作など。
 ↓
つまり、バレエのパに置き換えると、
前カンブレ、後ろに反るカンブレ、
ルルベ、アラベスク、グランバットマン、
アレグロ全般、ピルエット
などを控えた方がいい、ということですね。


お腹が張ってきたらやめること
 ↓
これは、バレエに限ったことではないですが、
やはり無理は禁物、ということですね。


(経験者を前提に)妊婦が続けてもいいバレエのレッスン方法

1回60分以内、週2・3回。
レオタードは避け、ゆったりとした服装。
水分を十分に取る。
子宮収縮を促す可能性のある「お腹の引き上げ」はやらない。
 ↓
おうちバレエでは、30分くらいの柔軟とバーしかやらないことにして、
バレエでは必須の「お腹を引き上げる」という動作もやらないことに決めました。


妊娠中に行うバレエのメリット

運動をすることによって、身体の調子を整える。
股関節の柔軟性やインナーマッスルの強さが、安産を導く。
クラシック音楽が胎教にもなる。
マタニティブルーの予防に役立つ。
 ↓
ほかに、
「日頃からのバレエ生活によって、妊娠中も体重コントロールが上手」
というバレエ経験者ならではのメリットもあるようですね。
胎児も、生まれる前からバレエに親しむことで、
心身ともに健康的になれるような気がします。


というわけで、次回は、
私が実際にやっている、
おうちバレエのマタニティ版レッスン内容をご紹介します。


今のところ、このおうちバレエで、
筋力低下や、極度の体重増加を抑えつつ、
じんわりとお腹の中を育てています。


なんとかお腹だけを大きくして、
あまり体型を崩さずに妊娠期間を乗り越えたいと、切に願いつつ、
おうちバレエの研究&レッスンに励んでいます…。



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つま先の役割を改めて考える、の巻 

バレエにとってつま先は、とっても重要なポイントですよね。
舞踊としてのバレエを最も象徴しているのが、
このつま先を伸ばすという足の形と、つま先立ちのポアント。
だから、バレエでは常につま先が伸びていないといけない、というわけです。


なので、相当訓練しないと伸びそうにない
外反母趾と偏平足の足を、
なんとかきれいなつま先にするべく、
様々な独自の訓練を試してきました。


例えば、
①家具の下の隙間に指先だけ突っ込んで、ひざを伸ばして座り、
 甲が出るような形でつま先を伸ばし、
 さらに前屈をしてひざ裏を伸ばす、というストレッチ。
 
だったり、

②片足重心で立ったまま、もう片方の足のつま先部分を床に押し付け、
 つま先が湾曲するようにあらゆる方向に曲げてみる、というストレッチ。

などなど、
毎日タンジュを始める前に、こういうつま先のストレッチをやらないと、
つま先を急に伸ばすと足指や足裏がつってしまうのです。


そういうわけで、つま先を気にしながら、
おうちバレエをやっているうちに、
ある日、ふと、気づいたんです。


バレエにとって、つま先って、
伸ばすだけじゃないんじゃない?って…。


よくよく考えてみると、
確かに、バレエではつま先の強化がとても重要なのですが、
その役割は、決して伸ばすだけではないんですよね。


多分、つま先を伸ばす、ということと、同じくらいに重要なのは、

「つま先で重心を取る」

ということではないでしょうか。


これって、本当にバレエならではの動作、特徴だと思うのですが、
だからこそ、バレエの経験が浅いと、
なかなかマスターするのが難しいことなのだと思います。


だって、普段の日常生活でも、つま先重心の生活なんて送っていませんしね。
だいたい、かかと重心で、「休め」の姿勢をとってしまいます。
北海道の人は、雪道で転ばないために、つま先重心で雪道を歩くらしいですが、
そういう特別な場合以外は、重心は足全体か、かかとにかかってしまいがちです。


でも、最近思うのは、
つま先重心にしていると、特に横にタンジュした時、
軸足もタンジュの足も、両方とも足がより外に開くような感じがして、
お尻をしめる力も入りやすいし、
タンジュのつま先も、より伸ばしやすい気がするんです。


軸足の方もつま先に力が集まっているので、
タンジュのつま先もそれに呼応して、
力が入れやすくなるんでしょうか。


逆に、つま先重心にしていないと、
特に横のタンジュでは、伸ばした脚をしまう時、
軸足の長さと、タンジュの脚の長さが変わってしまって、
タンジュの脚の膝をズルして曲げないと、
5番にしまえない、という悲劇が起こります。


もしかしたら、アンドゥオールをより完璧にマスターするにも、
つま先をより完璧に伸ばすにも、
膝を曲げずに動作足を出し入れするにも、
軸足をつま先重心にしないと、できないことなのかもしれません。


試しに、後ろタンジュもやってみましたが、
やはり、軸足のつま先に重心が置かれていないと、
軸足のアンドゥオールも弱くなるし、
逆につま先重心がしっかりできていると、お尻も自然にしまるので、
後ろタンジュの足もアンドゥオールに開くようになって、
軸足かかとの真後ろに、きれいにタンジュが伸ばせるようになりました。


でも、まだまだ…、
つま先の役割はこれだけではないのです。


バレエにはルルベという指先立ちもあるわけですが、
完全に指先で立たないまでも、
タンジュの過程に現れる、アテールからつま先を伸ばす途中の

「指先をすべらせる」

という重要な形があります。


私にとって、これがつま先重心よりも、
つま先を伸ばすことや、ポアントをマスターすることよりも、
何よりも難しいことのように感じています。


アテールも、つま先を伸ばすことも、
分かりやすいので訓練しやすいのですが、
アテールからつま先を伸ばすまでの過程を、ゆっくりやってみても、
膝を伸ばしたまま指先を床から離さずに移動させ、
ついには床への接地面をつま先1点に引き渡すように、
指腹を上げる、ということが、何度やっても難しいのです。


これは、横のタンジュが一番やりやすいのですが、
それでも行きはよいよい、帰りは体中の力が入ってしまって、
足を引き寄せて5番にしまうのが本当に大変。


これを前タンジュ、後ろタンジュもやってみると、さらに難しく、
それこそ重心をつま先にとっていないと、
タンジュのつま先を指だけ折って床に接地する、ということも、
膝を曲げずにアテールにしまうこともできません。


スタジオの先生に教わったことですが、
ロンドゥ・ジャンブ・アテールの時、
前タンジュから足を半円に描くつま先が、
まるで筆のように柔らかくしなりながら、
甲の後についていくように見える動きになることが、
理想だと言っていました。


つまり、足も手のように、柔らかく使えるように、
パーツごとの柔軟性と、動きの美しさをマスターするのが、
本当のバレリーナの足、ということなのだと思います。


つま先は、

「支える」 「なめらかに見せる」 「美しく伸ばす」

という役割があるということに気づきましたが、
それは、

「縁の下の力持ち」 「つなぎの技術者」 「美しい表現者」

の3役が、一人の人の身体の中に備わっているということなのだと思います。


さすが、つま先の舞踊だけあって、
つま先ひとつとっても、これまた奥深い…。


また研究材料が増えてしまいました。



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