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夢半ばで、くじけそうな時は… 

この頃、「達成感」について、よく考えます。

例えば、何かやりたいことが見つかって、
それを夢中になってやり続けて、
ある程度自分の中で満足した時、
個人的な「達成感」を味わいます。

それは、あくまでも個人的な達成感なので、
どんなレベルでも自己満足できていればいいのですが、
それが少し特技になってくると、
表に向って披露したい気持ちも生まれてきます。

それがもし、仕事の中の1つであったら、
そのまま世間に表現したり、アピールしたりできるのですが、
趣味の領域だったり、頑張れば専門家になれるかもしれないぐらいのレベルだと、
なかなか披露する機会がありません。

例えば、作家を目指して小説を書いている人や、
バンド仲間を持たずに個人的にギターを練習している人、
絵が得意で沢山描きためている人、
家で料理を研究している人、節約法を編み出している人など、
いろいろな趣味、特技を持っている人がいますが、
その成果を世間や人前に披露できる人とできない人がいて、
できない場合は、「達成感」の位置づけに悩むことがあると思います。

私も、そんな趣味みたいなものをいくつか持っていますが、
「おうちバレエ」もその一つ。
プロになるわけでもない、公演に出るわけでもない。
それでも、大人バレエの上達を目指して、
毎日必死にトレーニングを続けている。

こういうのって、何か明確な目標や希望があればいいのですが、
将来性が未知、またはほとんど皆無の場合は、
達成感を味わうどころか、
モチベーションを保つのも大変なんですよね。

夢というほどの確固たる舞台が用意されているわけでもないからでしょうか。
道半ばで、「これって意味があるのか」 と自問して、心折れそうになるんですよね。

でも、最近、ふと気づいたんです。
こういうプライベートな活動こそが、
人生を豊かにするものではないのかと。

趣味でも何でもいいんです。
とにかく、何かを夢中にやっている人って、とっても生き生きしているんです。
たとえそれが表に出ないものでも、その人を豊かな人間にしているんですよね。

まるで家で密かに使っている化粧品みたいなものです。
元気がみなぎり、快活で幸せそうな顔だから、思わず、
「肌がツヤツヤだけど、家で何かやってる?」
と尋ねてしまいますが、当の本人は、
ただ心を開放して好きなことをやっているだけだったりするんです。

もしかしたら、好きなことをやるということは、
その人の内面から湧き立つ
「オーラを作ること」なのかもしれませんね。

好きなことといっても、
趣味、訓練、勉強、研究、発明などいろいろありますが、
お金にならないことでも、何か好きなことに打ち込むということは、
美しく豊かなオーラを作ることであり、
そのオーラが発散されることで人から信頼されたり、
好感や興味を持たれたり、
また何か新たなチャンスを引きつけたりと、
幸せがどんどん増えていくような気がします。

結局、人が何かにトライすることには、
きっと無意味なことなんてないんですよね。


そう考えると、
なんだか勇気が出てきました…。


人生、いろいろ大変なこともあるけれど、
思いついたら躊躇することなくトライしようと思います。
そして悩むことなくその活動を継続したいと思います。

そうやっているうちに、
自分自身も、運気も、いい方向に変わってくるのかなあ…。
たぶん、きっと、素敵な変化があるのでしょう。


というわけで、
おうちバレエ、今日も頑張ります!

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キレとコクの生バレエ おかわり! 

バレエ公演に何度も足を運ぶと、
いろいろな発見がありますね。

大きなバレエ団の公演になると、
雑誌でもよく見かける現役ダンサーや、
有名な振付家、そして超有名な往年ダンサーの方まで、
普通に会場入りして、ロビーをうろちょろしていることに、
最初はドギマギしていました。

憧れのバレエダンサーに、
結構簡単に会えちゃうのがバレエ公演なのかもしれません。
舞台だけでなく、会場も楽しめるという、
2度オイシイのが嬉しいですね。

そういえば、新国立劇場の次期舞踊芸術監督、
デヴィッド・ビントレーさんのお話によると、
海外では、目の肥えたお客さんたちが、
新作や話題の名作に興味をもつ傾向があるようで、
古典の全幕を観たがるお客さんが多い日本の傾向は、
世界的にも独特の現象のようですね。

これは、私もバレエをやっていながら、
子供の頃から不思議な傾向だと思っていました。
なぜ、「くるみ割り人形」や「眠れる森の美女」など、
昔の人が作った演目を、現代人が繰り返し繰り返し観たいと思うのか。

子供の頃は、バレエの深いところまで理解していないので、
発表会で同じ演目が巡ってくる度に、
「またくるみか」「また眠りか」と
一度披露した演目を再演することに、
少々、飽き飽きしていました。

でも、バレエの世界って、
大人になると理解が深まってきて、
踊る側も、見る側も、1つの演目を掘り下げていき、
ダンサーや演出家、舞台装置などの違いで、
表現や感動がどこまで変化するか、
そんなことにバレエの醍醐味を感じるようになるんですよね。

新しいもの、斬新なものよりも、
代々見続けてきた古いものに関心を寄せる日本人の傾向は、
歌舞伎のような独特の伝統文化が日本人の心に根付いているせいでしょうか。

とはいえ、実際、日本で開催されている公演は、
古典バレエに負けなくらい、
現代舞踊の公演も非常に多く、頻繁に開催されています。

現代舞踊とひとくくりにまとめてしまいましたが、
モダンバレエ、モダンダンス、コンテンポラリーなど、
いろいろあります。

昨年は、私もバレエと現代舞踊の両方の公演を観ましたが、
バレエ慣れしている私としては、
「キレとコク」を感じて「後味スッキリ!」だったのは、
やはりバレエの方でした。

大きな違いは、万国共通の言葉を持っているか、否か、
というところですね。
バレエは、それが幕ものだろうが、創作だろうが、
踊りのパの技法は決まっているので、
それが何を伝えたいのが、言葉として通じる気がします。

反対に、コンテやモダンダンスのような現代的な踊りは、
定型のパがない代わりに、自由に表現できるので、
踊る人は、感じたことを自分なりの表現で踊れます。
なので、踊る側は表現したいことを自由に披露できますが、
観る側は、その全てを理解できるとは限りません。

私の場合、現代舞踊の公演のほとんどが、
「後味スッキリ!」といかないものばかりでした。
やはり、ダンサーの個人的な表現を、
音楽と振付と衣装から読み取るのは難しいものですね。
たぶんそこには、ダンサーの表現したいものが、
盛りだくさんに盛り込まれているはずなのですが…。

特にコンテは、
暗めの照明の中でその世界へと引っ張り込まれていくので、
踊りを鑑賞するというよりも、
その世界を体験する、という感じになります。
なので、観終わった後は、いろいろな感情や感覚がわだかまって残る、
という、不思議な感じになります。

これが、結構クセになるので、
理解できなくても、コンテを観るのは好きなのですが、
踊り手となる場合は、
バレエとコンテにはこれくらい表現に違いがあることを、
把握しておかなくてはいけないのでしょうね。

前回、バレエは「人に見せるための舞踊」と書きましたが、
わざわざ決まった型のパをつなげて言葉にするバレエは、
つまり、「人に伝えたい踊り」というわけで、
伝えること、そして伝わることを意識して練習しないといけないということですね。

言語と同じく、流暢に話せるようになるためには、
流れるように踊れなくてはいけませんね。
ぎこちない踊りは、片言で話すことときっと同じですね。

私が踊るとしたら、
コンテは思いっきり自由に表現できる気持ちよさがあると思いますが、
なんだか自己満で終わってしまいそうな気がするので…、
やっぱり、人に伝えるバレエかな。

美しい言葉で、流れるように語れるバレエ。
そんな語り部になれればいいな、と思います。

キレとコクの生バレエ 

4月に入り、また新たな1年がスタートです!

今年はどんな年になるんでしょうかね?
何気に昨年を振り返ってみると、
2009年は「お勉強」の年ということになりました。

結構、生の舞台に足を運びましたよ!
小さな発表会からプロの公演まで、
1年間で45公演ほど観ました。

バレエがほとんどですが、
コンテンポラリーやフラメンコ、ジャズダンスも入っています。
数には入れていませんが、
バレエ映画やコンクールなども観に行っていますね。

やっぱり、生の舞台は非常に勉強になります。
いくらスタジオで習っても、
おうちで自習に励んでも、
正解の踊りやパフォーマンス力はなかなか身につかないものです。

私の場合、人の話を聞いたり、ビデオで演目を観るよりも
生の舞台を観るのが一番説得力がある気がします。
目の前で観たものは、
踊りも表現も全て吸収しやすい感じがします。

公演を何度も観に行くと、
世の中にはテレビやほかのメディアでは紹介されていないけど、
沢山のアーティストが全国にいて、
日々何かに触発されては踊りで表現し、
踊り一筋に人生を生きている人が沢山いることに気づかされます。

アマチュアも、プロも、
子供も、大人も、
踊りの分野も様々ですが、
あらゆるダンサーが世の中には沢山いて、
舞台に出ては、何かを懸命に表現している。

今まで、バレエなどの舞踊は習い事であって、
身体的な技術の能力を上げることばかりに努力して、
あとは趣味だから楽しめればいいや、
くらいにしか考えていなかったのですが、
元を正せば、バレエというのは人に見せるための舞踊なんですよね。

ではその、人に見せるための舞踊、って一体何だ?
って話です。

この話、なんだか長くなりそうですね。

ちょっと頭の中を整理して、
次回、ゆっくりとお話しすることにします…。




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