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「バレエな生き方」って、なんだろう? 

先日、仕事で帰りが遅くなってしまったので、
終電で帰れる実家に、久し振りに泊まってきました。

夜中に着いたので、翌日は両親とのんびりしようと思いきや、
相変わらず父がいそいそと調べ物をしたり、外に出かけたりと、
隠居老人とは思えない活動っぷりを見せています。

父は、定年退職してかれこれ10年くらい経つのですが、
退職の日以来、サラリーマン生活以上に行動力をパワーアップさせ、
かねてからやりたかった「俳句」の世界へとのめり込んでいった人なのです。

まあまあ、ジジイがやることなんで、なんでも目をつぶっていますよ、家族は。
家中本だらけになろうとも、パソコンを長時間占領されようとも。
またいくつかの句会に入っているので、あちこちに出掛けることが多く、
そのための準備に母もいろいろ振り回されているようですね。

ですが、ここだけの話、
いまや父は、ものすごい確立で賞を勝ち獲る「コンクール荒らし」になっているのです。
もう、いろんな賞を獲りすぎて、季語辞典の例文にいくつも作品が載るくらいで。
狙ったら外さない、スナイパー的獲得王なんですね。

そういうわけで、寝ても覚めても俳句漬けで、
本人は人生が楽しくて仕方がないようなのですが、
やはり、食べ物にもこだわりがあるのでしょうね。

「俳句は旬よりもちょっと早い、はしりを食べなきゃね」

なんて言って、自分でお店に並んだばかりの栗と食用菊を買ってきたんです。
で、すぐに食べよう、すぐに食べたい、とわがままを言って、
朝っぱらから母に調理を強く要求。

老人の家では朝から栗とか菊の花なんてものを食べちゃうのかと、
ちょっと驚きつつも、様子を見ていたら、
菊の花びらをほどく手伝いをしようとした父に、
「いいですよ、やりますから。」
と気を遣った母に対して、父はこんな名言を吐きました。


「こういうのをやることからが、俳句なんだよ。」


うーん、かつて有名なミュージシャンが、
「ロックな生き方」とか「ファンキーな生き方」なんていう表現で
人生観を語る言葉を聞いたことがありましたが、
父は「俳句な生き方」なるものを、密かに全うしていたんですね。

なるほど、そう考えてみると、
父はどっぷり「俳句な生き方」をする表現者であります。

で、ふと思いました。
だったら、「バレエな生き方」ってなんだろう、と…。

一応、私もおうちバレエを毎日続けているし、
スタジオ通いと公演鑑賞にも頻繁に足を運んでいますが、
どんな生き方を通せば、


「これってバレエじゃね?」


って、かっこよく言えるんでしょうか。

深まる秋に、考えも深まる9月の夜…。
バレエな生き方、模索中です。










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「踊りたい」バレエか、「観せたい」バレエか 

先日、あまりバレエに詳しくない友人が、
珍しくバレエを観たいと言うので、
手っ取り早く、昨年行った発表会のDVDを貸しました。

プロのバレエより素人のバレエの方が、
初めて見る人には退屈しないでいいかな、
という配慮だったのですが、
意外な感想が返ってきて驚きました。

演目は「コッペリア」。
私は、この舞台には出演していないのですが、
上手な中高生たちが主要な役を踊っているので、
結構見応えのある舞台としておすすめのDVDだったのです。

なのでいろいろ褒めてもらえるのかと思っていたら、
友人からの第一声は、

「あの最後の方に出てきた、青いの着たオバサンたちは何?」

というキツイお言葉が…。

自分が出演していなくても、大人バレエを習っている者としては、
ちょっとショッキングな発言でした。


友人の言葉の意味を詳しく解説すると、以下のとおりになります。

「あの最後の方に出てきた」 → 第3幕の「時の精」の踊り

「青いの着た」 →貸衣装に全員のサイズがないため、先生が新たに作ったお手製の衣装。

「オバサン」 → 30代~40代のポアントを履ける主婦クラスの生徒たち6名。

「何?」 → っていうのは、うーん、何だろう…?

発表会までの舞台裏を見てきた内部の人間としては、
まさかこういうところをつつかれるとは思っていなかったので驚きましたが、
つまりは、上手な子供たちの中に、
どうして見劣りする大人のグループをあえて入れてしまったのか、
という半分疑問、半分がっくりな感想だったわけです。

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