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「リラックスバレエ」という、新分野開拓! 

今年の夏は、暑いですね!
と、毎年同じセリフを言っていますが、
私個人としては、特に暑い、“熱い”夏を過ごしている様な気がします。


7月・8月は、私のバレエも熱い盛りでありました。
前回お伝えしたバレエの講習会ですが、
7月に1回、そして8月にもう1回行なってきました。


ここ何年も「おうちバレエ」で、
ニートにオタクに過ごしてきたバレエ生活ですが、
人さまの前に立つために「おそとバレエ」に通い始め、
そしてこの夏、発表会とは違う舞台として、人前に立つ機会を得ました。


とにかく、準備はかなりしましたね。
だって、人に指導するなんて初めてのことだし、
子育てママに教えるといっても、
中にはバリバリの経験者が混ざっているかもしれないし、
経験者でなくても、バリバリのバレエフリークが観覧しているかもしれないし…、
ということで、ドキドキの本番…。
プログラムもかなり練って挑みました。


場所は市役所の施設内にある、子育てセンターで、
就学前の親子が遊びに来る施設です。
職員の先生から、正式にオファーを頂き、
小さいながら、広報に宣伝もして頂いたので、
これはちゃんとやらないといけないと思いました。


こんな素人の私が人前にしゃしゃり出ていいのかと、
どこまでも戸惑うところですが、
プロとしての経験がなくても、
仕事であちこちに取材に行っているので、
見聞を広めたという別角度からの経験を武器にして、
バレエ上級者が来ても楽しめる内容にしようと工夫しました。


さて、本番の日は、平日の午前中です。
この日は、イヤイヤ期を迎えた娘を実母に預けて、1人で出向きました。
普段は「○○ちゃんママ」と呼ばれている私も、
「○○さん」と苗字で呼ばれ、控え室も用意されて、
照れるほどのゲスト扱いです。


控え室では、時間が来るまでストレッチ&本番の練習。
そしてイベントの時間の少し前に呼ばれ、
いよいよバレエ講習会が始まりました。


集まったのは15名くらいのママたちと、その子供たち。
子供たちは自由に遊んでよく、
参加するママたちはフロアに座ってもらい、
見学のママたちはソファ席で眺めていてもらいました。


まずは簡単な自己紹介をしましたが、
中には、ちょっと見たことがあるぞ、というリアクションを取るママがいたり、
私がはいている短いスエットの下からのぞく、
ピンクのタイツとバレエシューズに目が釘付けのママがいたりで、
いろんな目を見ながらの自己紹介にドキドキ!
いきなり息が上がって、緊張が高まりました。


ですが、先生たちのご要望どおりに、
まずはバレエのうんちくから始まります。
飽きられると困るので、ここはさらっと。


バレエって、スポーツではなくて芸術なんだよ、ということや、
用語はフランス語なんだということ。
ここで、フランス王朝では軍隊や王の付き人に、
バレエの要素を取り入れた華麗な立ち居振る舞いを身に付けさせていた、
などというような、取材で培った豆知識も取り入れつつ、
もしもの上級者に対しての満足度も上げていきました。
逆にトウシューズを見せて、初心者の興味とテンションもゲット!
なんとかバレエについての基礎知識をまとめて披露しました。


だいたいのところが分かったところで、
ジブリの音楽をかけながら、いよいよレッスンに入ります。
今日は、親子参加で、さらにジブリの音楽でバレエが出来る、
というのが目玉のふれこみでした。


まずは、「もののけ姫」の音楽をかけながら、
みんなでストレッチ。
ここは、バレエ以前の基本のストレッチにして、
とにかく怪我をしないように、
肩や首を回したり、アキレス腱を伸ばしたりしました。


次に「魔女の宅急便」の曲で、バーレッスンに代わる、
立っての柔軟体操を行ないました。
両手を腰に当てて、足は軽く2番に立ちます。
そして、ルルベの準備として、足指を折って甲を出すような体操と、
つま先を伸ばすタンデュを繰り返し、
2番プリエと両足ルルベを数回やって身体を慣らしました。


ほとんど体操のようなものですが、
動き方はバレエ的にきれいにまとめ、
参加者が、これは体操ではなくバレエなんだ、
と思えるようにしました。
こういうところで「おうちバレエ」の要素も含めておきました。


そしていよいよバレエの基本姿勢の指導です。
まずは手を腰に置き、足のポジションを1番から6番まで見せます。
私の1番のアンドゥオールを見て、
「おおー!」「やわらかーい!」という歓声を頂き、
今日は経験者は1人も来ていないことを確信!
変な気を回さなくていいとなると、
急に自信が湧いて、緊張が取れてきました。


お手本を見せたところで、
参加者には、よく使う1番、2番、5番をやってもらいました。
バレエではアンドゥオールが重要だということ、
この足の形をキープするには、
お尻を引っ込めて、お腹を引っ込めないとバランスが取れないということ、
さらに引き上げないと自由な動きができないということなどを、
実際に体験、体感してもらい、
アンドゥオール、引き締め、引き上げの3つをポイントとして、
バレエ的な立ち方をマスターしてもらいました。


そして今度は上半身をつくります。
まずは、アンオーをするとどうしても肩が上がってしまう初心者の方に効果のある、
肩の下げ方を伝授。
両手を後ろに向けて、両腕を横に広げます。
そして、息を吸い、吐きながら両手をゆっくり真上にひっくり返します。
これで、肩と肩甲骨が自然と下がるのですが、
私が見本を見せると、全員がマスターできました。


肩と腕のリラックスの形をマスターしたので、
最後はバレエの手です。
特徴のあるバレエの手は、
両手をキツネの形にする →キツネの口を開く →親指を中にしまう
という、子供の頃に習った通りに教えました。


これで、右足前の5番のポジション、
肩を下げ、バレエの手で形作ったアンバーの腕が出来上がりです。
そして最後の仕上げに、
「鎖骨の下に高価なダイヤモンドのネックレスをしていると思ってください。
これを遠くの人まで見えるように胸を少し上げてみてください。」
と言って、胸を張る感覚を教え、基本姿勢を完成させました。


さらにクロワゼに立ってもらい、
見栄えのよい、バレエっぽい立ち姿を伝授。
これを、幼稚園の集合写真で応用すると、
他のママよりも姿勢のよい美しいスタイルとなり、
写真映りがよくなることをつけ加えました。


今回は、初心者ばかりだったので、
バレエの基本姿勢を細かく分けて紹介し、
どれも日常生活に役立つこととリンクさせながら説明しました。


アンドゥオールはお尻を引き締め、内モモを使うのでダイエット効果がある。
お腹の引き締めは、インナーマッスルを鍛えるので、出産に役立つ。
上半身の引き上げは、美しい姿勢を作る。
8つの方向の知識と、クロワゼのスタイルは、写真写りをよくする、
など、一つひとつ日常生活とからめて、
一つも無視できないような特典情報を盛り込みながら
スタイルの作り方を覚えてもらいました。
これは、なかなか好評でした。


そしていよいよアンシェヌマンに入ります。
初回なので、足は5番の足にして、クロワゼに立ち、
ポール・ド・ブラを中心にした振り付けにしました。
方向も意識して、クロワゼに立っているので、
顔のつけ方も難しくなります。


そしてバレエと言えば、と想像した時に、
未経験の方たちが特に憧れるパやポーズを、
いくつか盛り込んでおきました。
例えば、細かい足の動きのパ・ド・ブレ。
アンオーの腕の形。
片足ルルベとパッセなど。
そして、初心者の方たちは、アテールでないとバランスが取れないので、
足は4番で前足プリエ、上半身は第4アラベスクの腕を組み合わせて、
ちょっとだけアラベスクチックな動きも取り入れてみました。


これを「君をのせて」のアダジオ曲で、ゆったり優雅に踊ってみます。
右足から始まる右バージョンを教えたら、
「バレエでは、先生は右しか教えないので、
左は瞬時に各自が考えて踊ります。」
ということを説明し、バレエでは頭を使うことも伝えました。
と言っても難しいので、今日は左バージョンもそのまま真似してもらって継続。


このアンシェヌマンは、経験者が見ると、
ちょっとうまく踊ろうと思うようなきれいなポーズを入れたので、
初心者には難しいものも入っていましたが、
ママたちが覚えてくると、ポール・ド・ブラは揃ってくるし、
見学者席からは拍手も起こり、
子供たちはママが褒められると喜んで駆け回りました。


参加者の皆さんも満足のようで、
アンシェヌマンはとても気に入ってもらえました。


最後は、レヴェランスを伝授。
グランプリエとカンブレの動きを組み合わせながら、
レッスンバージョン、舞台バージョンなどの
いろんなレヴェランスの動きを3種類ほど入れて、
終わりのストレッチにしました。


そして、鏡がないので、ずっと皆さんに背中を向けて見本の踊りを見せてきましたが、
最後は向き合って、教えたばかりのレヴェランスでご挨拶。
これで、講習会を終了にしました。


子供がいると、30分が限界なので、
これだけ盛りこんでも30分でまとめることができました。
ママたちも、初めて体験するバレエに感動してくれたので、
私も頑張った甲斐がありました。


ママに加えて、センターの先生たちも、全員仕事をストップして、
それぞれの場所でバレエを真似していたので、
それも珍しい光景でした。


のちに、市のホームページにも写真入りで紹介され、
私としても思い出深い経験となりました。


一度やると、こういうものは、また他の場所に呼ばれることになるようですね。
8月には、地域の集会所に呼ばれて教えてきました。
2回目は私も余裕が出てきたので、
1回目の反省点を考慮して、
バレエの説明は超短く、
うんちくは抜きにして、いきなりストレッチと柔軟をして、
楽しいアンシェヌマンを多めにやりました。


前回の講習会に出られなかった人から、
同じものをやりたいという希望があったので、
前回と同じアンシェヌマンをやり、
2回目は、さらにバランセステップなんかも教えてきました。
でも、エシャッペやシャンジュマンも知らない初心者の方には、
3拍子やバランセの足の動きは難しかったようです。


そして、2回目の参加ママたちは、とってもアットホームで、
バレエも憧れだから踊ってみたいけど、
その前にちゃんと見たことがないから見てみたい、という要望があり、
最後は、私1人がアンシェヌマンをソロで踊らされ、
ビデオ撮影までされてしまいました。


非常に恥かしかったのですが、
2回目もとても喜んでもらえました。


バレエ教室へ行けば、大人のクラスには、
バレエ経験の長い主婦がたくさんいて、
ママバレエの人口はとっても多いという感覚でいましたが、
一歩外に出ると、バレエを踊れる主婦なんてそうそういない、というイメージの方が多く、
どこへ行っても珍しがられて、重宝がられる、ということも意外でした。
とても喜ばれて、私もホッとしました。


いろいろな意見を聞きましたが、
やっぱり、私がバレエの素人で、子育てママだったのが逆によかったようです。
ママたちは、バレエ教室にはなかなか足を踏み込めないし、
料金が高そうだし、
バレエグッズを揃えるのもお金がかかるし、
子供と一緒ではレッスンを受けられないし、
というところで、バレエの世界へは二の足を踏むそうですが、
近所のママが子連れOKで無料で教えてくれる、となると、
急に興味が湧いてくるそうなのです。
バレエ教室に入る前のプレバレエとしては、
私のバレエ指導も重宝されるもののようですね。


私としても、自分が振付けたものを人さまが踊ってくれる、という
とても貴重な体験をさせていただいたので、
準備も本番も楽しい思いをし、いい思い出になりました。


今回、初めて講習会というものを行ってみて、
また「おうちバレエ」に続く、
新たなバレエの世界を開拓した気がします


それは「リラックスバレエ」とでも、名づければいいでしょうかね?
バレエを本格的に習うのではなく、
リラックス目的、バレエの雰囲気を味わうことだけを目的にした、
新しいジャンルのバレエです。


2回やってみただけですが、
レッスン方法も見えてきました。
つまり、バーレッスンがないので、
バーレッスン代わりの新たな運動が開発されるわけです。
今回は、手を腰に置いて、立って行なうバレエ体操ですね。
バーがないので、バランスが取れて転ばない方法としては、
やはり手は腰で、アテール&両足動作が中心になります。
これもどういうものが安全で、どういうものが身体にしっかり効くのか、
研究の余地が大いにあります。


そういうわけで、3回目があるのかどうかはわかりませんが、
これが続くと、プロが教えるのとは違う、
新たなバレエの分野を生み出せるような気がします。


「リラックスバレエ」。
市民講座としては、なかなかいい講座だと思いますね。
さて、今後はどうなることやら。


というわけで…、
いつ呼ばれてもいいように、
今日も「おうちバレエ」で、身体を鍛え、バレエを磨いておきます。


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